SUPERBALLING

とりあえず、好きなことともの。気になったことや疑問。独断と偏見に満ちた妄想。あたりで書いてます。

Twitterログ3/5(土)ほぼ日メモ

 

 

今日のダーリンより

「ななつ星」は、不思議な列車だ。
 博多の駅を出発して、一泊二日、あるいは三泊四日で
 博多の駅に帰ってくる。
 それほど広くはない九州を、ゆっくり走ったり、
 ときには長い時間停車したりしながら、
 「旅という時間」を過ごす。
 この列車に乗り合わせた人たちは、みな、
 同じ場所を出て、同じ場所に戻ってくる。
 あわて者ならば、それを、
 「なにもしなかったのと同じ」と言うかもしれない。
 帰ってくるために、ぐるっと廻っている。

 揺られながら、外の景色を見ながら、
 身に余るほど贅沢な料理をたのしみながら、
 音楽を聴いたり、集った人びととおしゃべりをしながら、
 そういえば、と、ふと思い出すのだった。
 いつだって、ぼくらは帰るための旅をしていたんだ、と。
 じぶんたちのホームから出発して、ホームに帰ってくる。
 出て帰る、その間にどんなことがあったのか、
 それを続けていたんじゃないか
 目的地も、目的も、それほど大事なものじゃない。
 出て帰る、その間にある時間がどんなだったのか、
 それが、ほんとうに大事なことなのかもしれない。

 さらに、揺られながら流れていく景色の中で、
 ぼくは考えることになる。
 「私たちは何処から来て何処へ行くのか?」と、
 昔から人は問いたがるけれど、ほんとうは、
 そんなことはどうでもいいのかもしれないな、と。
 ひとり生まれて、ひとり逝くのはみな同じ。
 短くも長いその間が、その人の一生というものだ。
 願わくは、その、「その間」というものが、
  生き生きとうれしいものでありますように。
 線路の上にいて、ぼくはちょっと願ったりもする。

 ずいぶんはっきりした夢を見ているようだ。
 ぼくは「ななつ星」に夢を見にきたのだろうか。
 だとしたら、なかなか悪くない夢だぞ。
 上手にベッドメイクしてもらったベッドに横になり、
 ぼくは機嫌よくうとうとしながら、夜を走っている。

今日も「ほぼ日」に来てくれてありがとうございます。
ほんとに半分眠りながら、ぼくはこれを書いています。