SUPERBALLING

とりあえず、好きなことともの。気になったことや疑問。あたりで書いてます。

Twitterログ1/7(土)ほぼ日メモ

 

今日のダーリンより

プロ野球の人気に影が差してきたとか言われて、
 サッカーのJリーグがスタートしたとき、
 「やっぱり、おれの目をつけていたサッカーが来たろ?」
 とか自慢そうに胸を張っていた人、いたと思うんだよね。

 いわゆる銀塩カメラがふつうに「カメラ」だった時代に、
 これからは「デジタルカメラが来るんだよ」と、
 だれよりも先に、デジタルカメラを買った人、いたよね。
 
 これからはインターネットが来るんだと言って、
 「ほら、やっぱり言ったとおりになったぜ」と、
 得意になっている人も、もちろんいた。

 もう渋谷でもないし原宿でもないんだ、
 「代官山、中目黒が来てるんだよ」と、
 そっち方面に案内してくれようとする人も、いた。

 「必ずIoT来るから、いま知っとかないと大変だよ」
 と、かつて「もうじき絶対Blu-rayが来るから」と
 言っていたときと同じ顔つきで言う人も、いるよ。
 
 「来てる」とか「来る」とか言いたがる人は、
 いつの時代にも必ずいるものだよ。
 なにが目的で、「来る」とか「来てる」とか言うのか、
 言ってる本人にも、よくわからないのではないだろうか。
 「来てる」「来る」に賭けて大成功したという人も、
 いないわけじゃないとは思うのだけれど、
 そういう人は、ほんのひと握りだろう。
 たいがいは「あいつが詳しいよ」と言われる立場にいて、
 なんか便利に「雑誌がわり」に重宝されることで終わる。
 
 どんな「来てる」も「来る」も、
 ずいぶん遅くなってから知ったり使ったりしても、
 ぜんぜん不自由も不便もしないものだ。
 なんにも先取りしない人がハイブリッドカーに乗ってて、
 そんなつもりのなかった人がスマートフォン使ってて、
 情報に疎いという人たちが新しい街で食事をしている。
 「来てる」とか「来る」とかに関して、
 まったく興味を持ってなくても、なんの不都合もない。
 いま、そういう考え方が「来てる」んじゃないか‥‥?

今日も、「ほぼ日」に来てくれてありがとうございます。
早めに知っておくと、いいことありそうに思えるんだよね。