SUPERBALLING

とりあえず、好きなことともの。気になったことや疑問。あたりで書いてます。

Twitterログ 11/24(木)ほぼ日メモ

 

 

ほぼ日、今日のダーリンより

『・気になっていた映画『聖の青春』を観た。またまた傑作だった。俳優たちが、とにかくよかった。実在の人物がモデルになっているだけに、どう演じてもむつかしいことになりそうな題材だ。取材や研究を重ねて、その人に近づけようとすれば、ただのモノマネになってしまいかねない。本人を意識せずに新しい人物として演じたとしても、モデルから離れた分だけ、あれはちがうと言われやすい。主役のふたりは、そのどちらにもならないギリギリのところに、じぶんたちの歩く道を見つけて、そこを確実な足取りで歩み通したと思う。映画の宣伝のため、数多くの番組に出演しているのをただただ熱心な俳優さんたちだと思って見ていたのだが、あれは、こころからの宣伝だったのだろうと思った。「ぜひこの映画を、このおれたちの芝居を見てください」と、言いたくて言いたくてたまらなかったのだ、きっと。あんないい試合(試合のようだった)をしたら、みんなに見てもらいたくなるに決まってる。

つい先日『この世界の片隅で』を観て、今年は、どうしてこんなに日本映画が豊作なのだと言ったばかりだったのに。その前は西川美和監督の『永い言い訳』に感心しきりで、これはぼくの人生のベスト映画になるかもとか言ってた。大根監督の『SCOOP』だっておもしろかったし、『シン・ゴジラ』に興味が引きつけられていたし、 そうだそうだ『君の名は。』もあったじゃないか。すべて今年になって上映された映画なのだ。これらは、ぼくが映画館で観たものだけなので、他の傑作を数えてないかもしれないけど、御免よ。

なにがあったの? 邦画がこんなにおもしろい理由って?テレビの視聴率のような単一基準にしばられないとか、やりがいのある仕事をスタッフも役者も探していたとか、技術の進歩で、制作予算が低くても映画がつくれるので、作品の母数がぐんと増えていたとか、シロートなりに想像してはみるのだけれど、わからない。でも、いい映画は、次の映画制作への目標になるから、また来年もたのしみになったよねー。

今日も、「ほぼ日」に来てくれてありがとうございます。忙しいと言わずに歳末を全うしたい。それにしても寒いね。』