Twitterログ 9/6(火)メモ貼り、ほぼ日メモ
『IKEA Catalogue Rent。空間を賢く、効率的に使うことがモットーのIKEAは、家にカタログを置いてもらうならそのスペース分の賃料を家主さんに払うべきと、お金を払って置いてもらう(実際にはディスカウントクーポン)を実施https://t.co/T5xko4RmCE
— SuperBallkun (@s_ballkun) September 6, 2016
メルボルン・作家フェスティバルでのアイデア、"Wi-Fiction"。フェスティバルが行われているエリア付近で繋がる無線LAN名を上から読んでいくと、そこに物語が現れる。フェスティバルを通りがかった人に知ってもらう意表をつくアイデアhttps://t.co/6bGMDsuHPH
— SuperBallkun (@s_ballkun) September 6, 2016
『オーストラリアのビールCarltonの"Slo Mo"。(他愛ないあるある)☓(大仰なオペラ)☓(重厚なシネマトーン)というのはコメディCMの一つの鉄板スタイル。』
— SuperBallkun (@s_ballkun) September 6, 2016
こんだけの尺で、スローモーションxコメディを見たのは初めてかもhttps://t.co/z81rkxWEnw
『オーストラリアのビールHarn SuperDryの"Super in. Super out."。"(スーパーなものが入ってるから、スーパーな味になる)"というタグラインで、男の好きなものに囲まれて作られたという壮大な虚構CM。』https://t.co/zxrpm4BEH1
— SuperBallkun (@s_ballkun) September 6, 2016
『グアテマラでケーブルTV局のHBOが行ったプロモーション、"Half of HBO for free"。時間限定の試聴サービスはよくあるが、これは目ウロコ、確かに余計に気になります。人間心理をついた見事なアイデア。』https://t.co/vlNWj12A0r
— SuperBallkun (@s_ballkun) September 6, 2016
『デトロイトの歴史あるトロイ図書館を廃止の危機から救ったアイデア、"Book Burning Party"。財政難から図書館を存続させるための増税の是非を問う住民投票。→https://t.co/JMT7Llh4kg
— SuperBallkun (@s_ballkun) September 6, 2016
→"増税"という言葉にフォーカスが行き、否決されるのを阻止するため、図書館側は廃止が決まったら所蔵の本を燃やす過激なパーティを実行するとアナウンス。人々のイシューを"増税"から"図書館"に変え、見事存続を勝ち取った。』
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マイナスを盛って表現し、煽る。元々のモノの性質が大事そう
『ベルギーでトヨタのIQが行った、"IQ StreetView"。グーグルストリートビューのストリートカーでも入れなくて空白になっている路地を、小さくて小回りの効くIQで入っていき撮影、ストリートマップを完成させた。』https://t.co/m44mE8doNO
— SuperBallkun (@s_ballkun) September 6, 2016
『スウェーデンの長距離バスのプロモ、"SWEBUS Jackpot"。冬の移動は、雪で列車よりもバスの方が遅れないことを訴えるために、クリスマスの時期、どこへ向かう列車がどの位遅れるかを当てる賭けを実施。→https://t.co/rTP6NVxLSq
— SuperBallkun (@s_ballkun) September 6, 2016
→当たったらバスチケットに交換できる金券がもらえる。
— SuperBallkun (@s_ballkun) September 6, 2016
ライバルを利用して自分の伝えたいことを伝える。"Bet on a train. Take the Bus(列車に賭けて、バスに乗ろう)"のキャッチコピーも効いている。』
『ニュージーランドのビール、DB Export Dryの"The Wine That Sold Beer"。ライバル設定は、ワイン。本当はビールが好きなのに周りに合わせてワインを飲んでる男たちに向けて作ったツールは、ワインボトル。→https://t.co/0sDjvkseP6
— SuperBallkun (@s_ballkun) September 6, 2016
手に取ると、ラベルには「キミはワインなんか飲む必要ない」というメッセージが!ボトルをレジに持って行くと5ドルで12本のDB Extra Dryが買えるという奇抜なキャンペーン』
— SuperBallkun (@s_ballkun) September 6, 2016
「オレ」と入ったら、やっぱこっちの方が頭をよぎるhttps://t.co/YlMrQNqVoQ
— SuperBallkun (@s_ballkun) 2016年9月6日
これ初めて見た。最初西島さんだとわかんないくらいだったhttps://t.co/FqgP83bKgd
— SuperBallkun (@s_ballkun) 2016年9月6日
ほぼ日、今日のダーリンより
・「花に嵐のたとえもあるさ。サヨナラだけが人生だ」
ということばを知ったのは、たしか寺山修司からでした。
どこで、どんなふうに知ったのか憶えていません。
そのことばを、なにかのよすがにしたつもりもなく、
なんだか、かっこいいなぁと思ったのでしょう。
その後、寺山修司のオリジナルではないとわかりました。
『幕末太陽傳』というカルト的に有名な映画があって、
それを撮った監督の川島雄三が言ったらしい、と。
いまのようにウィキペディアで調べたりもしませんから、
「あれは川島雄三のセリフだよ」とか、
映画好きな人に聞けば、ああそうだったのかと思います。
川島雄三を好きな人たちから耳にする川島雄三像は、
なんだかとてもおもしろくてかっこいい人でした。
だからといって、川島映画を観るような機会もなく、
『幕末太陽傳』を観たのは、DVDになってからです。
その後、若尾文子の映画をまとめて観るようになって、
『雁の寺』という独特な名作が、川島雄三演出だと知り、
あらためて「サヨナラだけが人生だ」の人か、と、
感心しながら思い出したりしました。
やがて、グーグル先生のおかげで、
「サヨナラだけが人生だ」は、
寺山修司でも川島雄三でもなく、
井伏鱒二が元だったと知ることになります。
さらにいえば、その井伏鱒二もじぶんの作ではなく、
唐の時代の漢詩を意訳したということだったらしい。
よく調べれば元になる漢詩もネットで見られますが、
井伏鱒二の意訳のほうが、しみじみしてていいです。
と、ここまでは話のまくらみたいなもので、
かつて、ただなんとなくかっこいいと思ってたことばが、
もっとずっとおもしろく思えてきた、
ということが、言いたかっただけなのです。
もっと現実感に合わせて言うならば、ほんとは、
「出合いと別れが人生だ」なのでしょう。
でも、わざわざ「出合い」のほうを削って、
「サヨナラだけが人生だ」という心持ちに、趣がある。
出合いよりも、別れのほうが、人間的だというか、
すべての人が、みんな味わえるものですからねぇ。
今日も、「ほぼ日」に来てくれてありがとうございます。
ふと、そんなことを思い出した、というだけのことですが。