SUPERBALLING

とりあえず、好きなことともの。気になったことや疑問。あたりで書いてます。

Twitterログ 7/3(日)メモ、ほぼ日メモあり

 

 

ほぼ日、今日のダーリンより

・いつか読もうと思って読んでない本のなかに、
 『ヤバすぎる経済学』というタイトルがあって、
 なんで買ったんだっけなと思いながら読みはじめた。
 最初に選ばれたテーマが、テロリズムだった。
 ずいぶん物騒なテーマだし、
 どうやったら防げるのかを考えるのか、と、
 読みはじめたとたんに、これはおもしろいと思えた。

 「あなたがテロリストなら、どんな攻撃を仕掛ける」
 問題の立て方がいいと思って読み進める。
 まずは、「どうやって恐怖を最大化するか」
 と考えるだろう、と。
 そのためには、どれほど確率が低くても、
 「誰もが、自分がテロ攻撃の犠牲者になる」と
 思うようなことをやるだろう。
 そして、テロリストはたくさんいて、あちこちで
 攻撃を仕掛けるように感じさせる。
 テロリストの仲間が死んだりしないほうがいい。
 そういうことも考えるだろう。
 で、次がぼくを感心させた発想だ。
 「商業をストップさせるのを目指す」という。
 「商業が止まればみんな暇になって
 あれこれ怖がる時間ができる」がすごい。
 商業が止まる原因はテロだけではなく、
 巨大な震災や大きな事件の場合があるけれど、
 たしかに「そこにぽっかり空いた時間」の隙間に、
 恐怖をかきたてたり、人を不安にさせる話が、
 渦巻いていったものだった。
 そうか、テロリストが実現しようと狙うのは、
 その恐怖の時間であり、疑心暗鬼の停滞なのだ。
 そうして、このテロがさらに効果をあげるのに、
 「とてもコストの高くつく法律をつくらせる」
 ぼくは、一見些細に思われるが、
 街からゴミ箱がなくなったことや、
 野球場などの入り口での手荷物検査のことを、
 思い出さざるをえない。
 あれは、サリン事件が原因だし、その後も、
 ずっと続くシステムになっている。
 テロリストが望むこととは、恐怖による萎縮。
 これは、ずいぶん応用の効く考えだと続きを読む。

今日も「ほぼ日」にきてくれてありがとうございます。
恐怖という強力兵器について、しっかり考えないとなー。