SUPERBALLING

とりあえず、好きなことともの。気になったことや疑問。あたりで書いてます。

ラスボスの風格とは。

映画だったり、ゲームだったり、ラスボスの「強さ」の雰囲気やそれをどう扱うかは、その作品の全体性に大きく影響することだと思います。

 

その上で、邦画大作のラスボスをこの方がやっていること自体がとても面白い感じがした。

(ぶっちゃけMOZUのドラマは見れていないし、当然映画も見れていないですすんません。)

ちょっと前にCMでちょくちょくこの映画の告知と「ダルマ」を眺めていましたが、さすがタケシさんの風格。もうわかりやすいラスボスとしてはぴったり。

 

 

北野武さんは芸人、俳優、監督と一目置かれる方なのは周知の事実。

でもスタートやご自身の中心としてあるのは「お笑い」だろうなということも、推測できます。

 

 

一方、初めから俳優を目指してはじめ、一線でやり続けている著名な俳優さんも多くいらっしゃると思います。「ラスボス」にはまるような強面の素晴らしい方もいらっしゃるでしょう。

 

 

それでもこのような作品で「芸人」北野さんが演じていることがとても興味深いと思いました。

ご自身が関わってきた作品によって身についてきた能力や醸し出されるもの、それによって生まれる世の中の雰囲気的なものまで数え切れない要素があるでしょう。それを踏まえても、真っ直ぐ俳優のみに徹してきたような人にも負けていないようなもの、違うフィールドで活躍されているからこその差異力とかとか。おもしろいですよね。

 

 

「演技力」「お笑い」ってなんだろうなって、素人ながらに妄想はつきません。

 

 

「風格」的ものから「強さ」を連想するとしたら、ずっと前に聞いた個人的におもしろかった話を思い出しました。検索したら、それについて書いてくれてたブログがあったのでお借りします。

 

笑いっていうのは、「面白さ」じゃなくて、「強さ」なんだよ、

 

なぜかストーンと腑に落ちる感じでした。これは芸人さんといういわゆる高いレベルで考えなくても、普通に生活していて周りの人と話す時にでもどこか当てはまるところなんじゃないかと。笑えるなっていう人は、どこか「肝が座ってる」感じというか、物怖じのなさってあるよなーと常々感じていましたし。常日頃キョロキョロしてしまうひ弱な僕ちんだからこそ、それはことさらに感じていました。自分と真逆な人のことこそよく感じるものでR。

 

 

この頃よく見る番組の人でいえば「所ジョージ」さんとかもよく感じますね。失礼を承知で言えば、松本人志さん的なわかりやすくひねった言葉とかが多く出てくるわけではないのに、みんなが笑えているし楽しいと感じる。「安心感」のような、柔らかい強さを感じるわけです。尊敬しています。

 

 

 

だいぶ話が三段跳び、目標の砂場から足を外して捻挫してしまいましたね。保健室で爆睡してきます。