その人固有の情報をカタチにする
のは、やはり気になる様子。
いくつかページを貼ってみます。
例えば、ふむふむと思った事例としてこちらをお借りします。
元々ある要素(ナンバー)を使って、違う何かと繋げる(イメージさせる)のは、違和感なくすんなり受け入れられる気がしてとてもいいと思います。
2つめ。世界地図的要素を使ったものとしてこちら。
これはちょっと自分には縁遠すぎて使えない気がしますが...。笑
要素の一つとしてお借りしまする。
3つ目の例。地図を使った作品として、実際にお会いしたことのあるこの方のものを思い出しました。下に画像を拝借。
黄色い車で日本中を旅して、その通った軌跡をGPSで記録しておいて、日本地図にメッセージを描くという作品。
これは作品であるし、そもそも計画したルートで日本を横断するなんて普通の人にはできないし、だからこそ価値があると思うのですが、「GPSがその人固有の情報で、視覚的表現に使える」ということを学べました。
こっから私的妄想。
その人の活動情報で、アクセサリー(ファッションアイテム)を作れないかな〜と思う次第。
とりあえず考えの流れをグダグダ書いてみます。
二つめの例の世界マップ的アイテムのカタチを見たときに、以前街の中でよく見たことのある女性のアクセサリーのカタチみたいだと思ったんです。(名前もわからず画像を用意できないわたくしをお許しください。) 幾何学模様みたいで、ちょっとソリッドな感じで目立つ印象でした。そのアクセサリーがなぜそのカタチになってどんなテーマで作られてるかわかりませんが、本当に二つ目の例のアイテムの一部分みたいな形だったので、「抽象化したマップはアクセサリーに使えるのでは?」と思ったんですね。地図というのはストーリーがのせやすいし。
次に、個人的にアクセサリーをずっと探しているのですが、「どうしても購入したいものを買う」以外は、「自分の要素だけで作った、世界に一つだけのものを作ってみたい」という心情があります。これは凝ったデザインでなくていいし、シンプルでいいから自分だけが知っているストーリーをカタチにできないかという願望です。これにGPS的情報が使えないかと思いました。
旅行好きな人なら、例えばその人が今まで行ったことのある場所をラインで繋げたようなアクセサリーとか。
どんな時間の尺で切り取るかで、いろいろとやりようがある気がします。
自分ではないですが例えば。スポーツの試合で選手の動きやボールの動きをデータで取っているというのはよく聞きますが、それをデザインで楽しめないかなーと。ワールドカップの試合の選手の動きなんて、面白い模様になる気がするのですが。
平面的アイテムならさらに作りやすい気がします。例えば本のしおりとか。平たく薄い素材に、レーザープリンターで刻印とか。「本を持って世界を旅する」とかってよく聞きますが、「本の世界を旅した記録」的な感じで何か情報を刻印する。とか。
まあこれだけ多くのものが生まれてくる世の中で、自分自身が持つ意味のあるもの、誰かに話したいと思えるようなものって大事な気がします。やっぱり。