「Boogie Wonderland」
ふらっと聞く好きな曲です。
Earth, Wind & Fire さんの曲です。内から滲み出るような熱が素晴らしいです。
元々音楽に疎い自分がどこかで聞いたことがあると感じた曲なので、
とても有名な曲なんだと思います。
けれど、この曲をしっかり認識して好きになったきっかけは、
「最強のふたり」という映画でした。
簡単にストーリー説明。
スラム街出身で黒人のドリスが、首から下が麻痺して動かない富豪フィリップの介護者探しの面接の場所へ、気まぐれに偶然に現れたことがきっかけで始まる物語。本来交わることがないはずのふたりが、徐々に親しくなっていく様をコミカルかつ感動的に描いた映画です。
この映画の中で、フィリップの誕生会が開かれるシーンがあります。
その場でドリスがこの Boogie Wonderland をかけています。
そのシーンのまでのストーリーの流れがあるからこそ、この場面が映画の中でも特に印象に残っていて、故にこの曲自体も一緒に好きになってしまいました。
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ここで改めて思い返してみると、自分がその「音楽」を好きになるきっかけが『ストーリー』ありきなことが多いんだなってふと感じました。
今回の場合は、映画ストーリーが好きだから曲を好きになったのか、良い曲だなって思えたからストーリーも殊更良く思えたのか... そのどちらもなのかもしれませんが。
日頃よく聞いている他のアーティストも、元々親しい人たちから教えてもらって知ったことが多いように思います。親しい人たちの人柄っていうストーリーみたいなもの込みで、そのアーティストを集中して聞いてみるきっかけになるというか。
当たり前ですが、同じ曲でも好きになる「きっかけ」みたいなものは、人それぞれにたくさんあるんだろうなと。純粋に音だけで好きになるのかもしれないし、自分みたいに「映像」だったり「周りの人」だったり。
自分に合ったきっかけをもっとたくさん探していけば、好きになれるものがたくさんあるかもしれません。
とりあえず、「自分が好きな映画BGM」でも改めて探してみようかな。