SUPERBALLING

とりあえず、好きなことともの。気になったことや疑問。独断と偏見に満ちた妄想。あたりで書いてます。

メモ6/30(金)ほぼ日メモ

 

 

今日のダーリンより

・「自分で書いた文章が一冊の本になった。
  人生のやりたいことリストにも
  入れてなかったことだった。
  そもそも人生のやりたいことリストを
  つくったこともなかった」

 これは、今日、処女作である
 『ボクたちはみんな大人になれなかった』
 が出版される「燃え殻」さんのことばだ。
 このタイトルと感想のことばが、
 そのまま、この小説のようだと思った。

 「自分の書いた文章が一冊の本に」なる。
 それを目的にして生きていた人もいるかもしれないが、
 そんなことを考えることを、
 じぶんに禁じて生きていく人もいくらでもいる。
 燃え殻さんは、後者のほうだったということだ。
 それでも、書いて、読んでもらうことは好きだった。
 それをしてきて、本になってしまって、
 こんどは見ず知らずの人たちの手に、それが渡る。
 そんなつもりじゃなかったかもしれないが、
 いくら「大人になれなかったボクたち」でも、
 そうなることが、想像もできなかったはずもない。

 だから、うれしさばかりでなく、怖さもあるだろう。
 もしかしたら、人生が変わってしまうような気もする。
 そして、いまから人生が変わってしまうようなことを、
 避けて、引き返してみようかと思うこともあるだろう。
 そういう日を待ちわびていた人でないかぎり、
 どっちの道を行くことも、なかなかくたびれることだ。

 1980年のはじまったばかりのときに、
 新宿の怪しげな風俗営業の店の、
 外の雑踏に向けたスピーカーから、
 沢田研二の歌う「TOKIO」が流れ出したのを聞いて、
 「もしかしたら、ぼくの人生が変わるのかもしれない」
 と、31歳だったぼくは胸騒ぎを感じた。
 変わるのなら、変わってみたい。
 そのままでも、わるくはなかったのだけれど。
 そう考えた日のことを、ちょっと思い出している。

今日も、「ほぼ日」に来てくれてありがとうございます。
どんな路地をどう曲がっても、生きてりゃいいんだよねー。