SUPERBALLING

とりあえず、好きなことともの。気になったことや疑問。あたりで書いてます。

Twitterログ1/3(火)ほぼ日メモ

 

今日のダーリンより

・ある日、いつものように、中古レコード屋で、
 誰からも見向かれなくなったような
 特殊な音源をさんざん見続けているうちに、
 「こんなしょうもないもの‥‥だれが買うんだ?」と、
 特殊マンガ家の根本敬さんは思ったそうだ。
 そして、間髪入れずにその答えがわかった、と。
 あ、「‥‥おれか!」。
 そんなことを『タモリ倶楽部』で語っていたのを、
 ぼくは偶然見ていて、すごい発見だなぁと思った。
 
 「‥‥おれか!」という発見。
 いろんな場面で、こういうことはいくらでもある。
 ごく単純なことで言えば、年末年始の混雑についてでも、
 「なんで、好き好んでこんな渋滞の日に移動するんだ?」
 と、いろんな人が思ったり言ったりしている。
 それも「‥‥おれか!」だろうよ。
 「おれ」がわざわざ来たから渋滞しているんだよね。
 週刊誌やらテレビの番組がゲスでくだらない、と。
 だれが見てるんだよ、そんなものと‥‥言うよね。
 でも、電車の中吊りのゲスな文字列を熟読しているのは、
 「‥‥おれか!」じゃない?
 
 そういうのとは、またちょっと別の「‥‥おれか!」を、
 今年になって、また散歩中に思いついた。
 20世紀を代表する人物とか、21世紀の最重要人物とか、
 いま決めることになったら、だれになるんだろうか?
 ぼく自身は、ある時期まで「エジソン」と決めていたが、
 どうもそれでよかったのかなぁという気にもなっている。
 じゃぁ、だれなのよ、と考えてみてもわからない。
 こういうのって、ダークホースはないからね。
 意表をつく人物が登場して、その人で決まるなんてない。
 だから、ぼくの教養が足りないということでもない。
 どの人も、帯に短したすきに長しという感じになる。
 政治家、実業家、芸術家、研究者‥‥う~ん‥‥。
 ここで、出た!冗談のように思考が逆転した。
 「‥‥おれか!」である。
 だって、おれにとっての20世紀21世紀、
 おれの生きてきた人生、おれの生きてきた世界で、
 いちばん重要で、この人がいなかったらという人は、
 「‥‥おれか!」だと思ったんだよ、ほんとにね。
 
今日も、「ほぼ日」に来てくれてありがとうございます。
あなたの重要な人生の一部を使ってくれて、感謝します。