SUPERBALLING

とりあえず、好きなことともの。気になったことや疑問。独断と偏見に満ちた妄想。あたりで書いてます。

Twitterログ12/27(火)ほぼ日メモ

 

今日のダーリンより

・「金のないやつぁ俺んとこへこい」
 で始まる歌があるんだけど、知ってるかい。
 「ほんとか、行くよ行くよ」と思うやつもいるだろう。
 そうすると、「俺もないけど心配するな」と言うんだ。
 んで、青い空やら白い雲やらを見ろと言うね。
 そして「そのうちなんとかなるだろう」と結論づけるの。 
 東京オリンピックのあった1964年の歌だ。
 「だまって俺について来い」っていうタイトルだよ。
 青島幸男作詞、萩原哲晶作曲、
 もちろん植木等が明るく笑いながら歌ってた。

 これ、いまつくったとしても、
 こういう展開で完成しきれないと思うんだよね。
 「金のないやつぁ俺んとこへこい」と呼びかけられたら、
 もっと本気にさせちゃうと思うんだよ。
 「あんたはサラ金か?」って言われるだろうね。
 「来いというだけの根拠はあるのか?」とか、
 「どんなブラック企業に誘おうとしてるんだ?」とか、
 笑えない方向に話は転がっちゃうんじゃないかなぁ。
 しかも「俺もないけど心配するな」のところで、
 「ふざけるな!」だよ、「交通費払え!」だよ。
 マジにさせちゃうと思うんだよね。
 青い空やら白い雲を指差して見せても、
 「笑えない!」「ごまかすな!」だよ、きっと。

 なんで、当時、この歌が成立していたか。
 どうして、みんなでこの歌で笑っていられたのか。
 それは、1964年という時代のせいだと思うんだよね。
 なんでだか知らないけど「そのうちなんとかなるだろう」
 と、言えちゃうのが「高度成長」の時代ってものだよね。
 この時代には、たいていの商売が、事業が、暮らしが、
 あんまり考えなくても、うまく行ってたんだよ。
 「高度成長」って、そういうことだったんだよねー。

 いまの時代の豊かさと、比べてみたら、
 そのころのほうがずっと貧しかったんだけれど、
 右肩上がりに「もっとよくなる感じ」があったんだね。
 多少、困ったことがあっても、
 「そのうちなんとかなるだろう」って笑えたんだなぁ。
 ‥‥世の中全体が成長してる時代なんて、もうないよね。

今日も、「ほぼ日」に来てくれてありがとうございます。
「なにかがきっと待っている」のほうが、不安そうだなぁ。