SUPERBALLING

とりあえず、好きなことともの。気になったことや疑問。あたりで書いてます。

Twitterログ 10/3(月)メモ貼り

 

 

ほぼ日、今日のダーリンより

・無人島に一冊だけ本を持っていけるとしたら、
 どの本を持っていきますか、だとか、
 地球滅亡の時が迫っているとして、
 最後になにかひとつだけ食べられるとしたら?だとか、
 考えることのゲームとしての古典的な質問がある。
 あんまり親しくなってない人に、
 そういうことを訊かれたりするのも困るけれど、
 たまには、ともだちとそんな話題になることもある。
 
 最後の食事については、雑誌で訊かれたことがあって、
 ふだんアンケートとかに答えない無精者なのだけれど、
 どういうわけか答えたくなって、あらためて考えた。
 回答の最後の仕上げは、その店まで出向いて、
 その料理を食べるところを撮影されるという企画だった。

 ぼくは、たい焼きで有名な「麻布十番浪花屋総本店」
 「焼きそば」にしようと決めた。
 もちろん、大ごちそうではない。
 老舗の、名店の、高級の、といった修飾語も必要ない。
 店にさえ行けば500円程度で食べられる。
 あんまり格別な材料を使っているようにも思えない。
 ただ、ぼく自身がいろんな焼きそばを食べてきたなかで、
 これが「いちばん好きだ」と思っている焼きそばなのだ。
 具は粗っぽく切ったキャベツと、揚げ玉だけ。
 輪ゴムのような弾力の麺と、ソースも気にはなるが、
 問われて名乗るもおこがましいといった風情のものだ。
 そして、これより好きな焼きそばに出合ったら、
 特に義理を立て続けるつもりもないので、
 そっちに浮気してもいいと、ぼくは思っている。
 しかし、何十年そう思いつつも、ずっと、
 ここんちの焼きそばが好きだ、と食べ続けている。
 店に食べに行ったら、お土産用もつくってもらって、
 3パックか4パック、冷凍庫で眠っててもらう。
 後にこれを発見したときのうれしさったらないよ。
 
 最高とか、ランキングとか、日本一とかどうでもいい。
 お金を出しさえすれば食べられるグルメ競争も、
 数々のもったいぶったウンチクも関係ない。
 「浪花屋の焼きそば的なもの」が、あちこちにあれば、
 それは「食の豊かな國」なんじゃないかなぁと思う。

今日も、「ほぼ日」に来てくれてありがとうございます。
焼きそばを食べるときには、もちろんたい焼きも食べるよ。