SUPERBALLING

とりあえず、好きなことともの。気になったことや疑問。あたりで書いてます。

Twitterログ 9/15(木)メモ貼り、ほぼ日メモ

 

 

ほぼ日、今日のダーリンより

・あなたが、じぶんを主人公とした人生を送っているとき、
 彼も、じぶんを主人公にした人生を送っている。
 そう書くと、世界がたったふたりだけで
 できているかのようだけれど、もちろんそうじゃない。
 いま生きている人間の数だけ、人生はある。

 さらに言えば、そこに人間以外のどうぶつたちやら、
 虫や魚たちのいのちを加えてもいい。
 ものすごい数の生きものが、この同じ時間を生きている。
 そして、それぞれが、あれをしたりこれをしたり、
 あんなものをつくったりそんなものを壊したりしている。
 食べたり寝たり、けんかしたり、愛し合ったりしている。
 あなたが、あなたを主人公にした人生を送っているとき、
 よそでも、そういうことが無数に行われている。

『君の名は。』という映画が、あまりにも評判なので、
 野次馬のような気分もあって、夜の映画館に行った。
 予約するときから、座席はほとんど埋まっていた。
 終演予定時刻が23:45という遅い時間なのに、
 しかも週日のまん中の水曜だというのに、であった。
 映画は、みごとなものだった。
 これは、みんなにおもしろいだろうと思わせてくれた。
 いのちの数だけの人生がある、という感覚は、
 この映画を観ての帰り道に思ったことだった。
 
 こんなにたくさんのいのちがあるなんて、
 ゲームボードとしては、ルールのつくりようもない。
 それでも、世界はなんとか回っている。
 なんとかなっている理由は、なんとなくわかる気がする。
 全体のことなんて、だれにも考えられないから、だ。
 じぶんの人生、じぶんのゲームをそれぞれがやっている。
 他のいのちの手伝いをするにせよ、
 組んだり離れたりするにせよ、
 出合ったり別れたりするにせよ、
 それぞれのいのちは、じぶんの人生を生きている。
 神さまになろうとなんかせずに、じぶんの人生をね。
 
 いま、たったいま、ぼくが原稿を書いている時間に、
 あなたは、まったく別のところで別のことをしている。
 それぞれがそれぞれであることは、いいよなぁと思う。

今日も、「ほぼ日」に来てくれてありがとうございます。
ぼくがなにかしている間に『君の名は。』も作られていた。