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SUPERBALLING

とりあえず、好きなことともの。気になったことや疑問。独断と偏見に満ちた妄想。あたりで書いてます。

「ご本、出しときますね?」7

次回からはもっとメモを箇条書きのようにまとめていこうかと思う所存。

 

 

小説家からのおもしろい小説家推薦枠スペシャル。
西加奈子さん、朝井リョウさんからの推薦→海猫沢めろんさん
加藤千恵さん→白岩玄さん
 
若:海猫沢さんは西さんの紹介なんすよ、おもしろい作家さんいますかって聞いたら一発目で名前があがってきて。ベランダで西さんにファイヤーダンスを見せたという話を聞いて、かなりエッジがきいた人だなと思って。
海:なんであんなことしたのかは思い出せないですけど。多分楽しませたかったんでしょうね。ぽいって言うマオリ族がやるものなんですよ。僕はシェアハウスなんですけど、ベランダは火災報知器がないからだいじょぶだと思って。
 
若:白岩さんは加藤千恵さんからの紹介で。仲がいいんですか?
白:作家さんの中ではけっこう仲がいい方じゃないですかね。なんか、最初の印象があんま良くなくて。最初パーティーがあってお会いしたときに、僕が犬を飼ってるって言う話をしたら、すぐに「家に行っていい?」て話をされて、いや初対面の女性の人をいきなり家にあげるのはさすがにちょっと気が引けるなと思って、犬が人になつかないことにして断った記憶が。→加藤千恵さんもいきなり家に行っていいなんてすごいですね?→ちょっとおかしいですよね。
 
若:白岩さん小説の前は?
白:いや何もしてないですね。小説もそもそもそんなに読んできたわけではなくて、もともと卒業文集とかにしょーもない文章を書くのが好きなようなだったんですけど。書くのは好きだったんですけど、小説は別に興味なくて。綿矢りささんと金原ひとみさんが芥川賞取られた時に、俺もいけんじゃねーのって小説書いて出したら、デビューできたんですよ。それが野ブタ
 
若:海猫沢さんは小説の前は何してらっしゃったんですか?
海:「魁‼︎男塾」って分かります?あのマンガみたいな学校に行ってて。
若:あれですよね、ダウンタウンの浜田さんと同じ学校の!めちゃくちゃヤンチャな、全寮制の学校の。
海:テロップに画像入れたら、全部モザイクになるっていう、めちゃくちゃやばい。素手で便器を磨くんですよ、大便とかをわっしょいわっしょい言いながら。(興味のある方は、「全滅脳フューチャー‼︎!」でご確認ください)
 
海:そっから専門学校行って、サラリーマンやって、放送作家やって、ゲーム作って、やっと小説家です。
若:そういう時代もあったんすねー。それで28ぐらいの時に?
海:そうですね、上京したのが22、23の時ぐらいかな。
 
「人生で一番落ちてた時期はいつですか?それをどうやって乗り越えましたか?」
海:僕デビューしたはいいけど、白岩さんはすごい売れたじゃないですか、僕全然売れなかったんですよ。そういう時期あります?
若:ありますあります。
海:あるじゃないですか。僕調子に乗って株とかやっちゃって。思ったより少なかったから増やそうと思ってやったら、全財産無くなって。デイトレやってたんですよ。お金無くなって、家賃払えないなーってなって、来月ここから出ていかなきゃいけないけど何もできないってなって、駐車場でファイヤーダンスしてたんですよ。これマジなんですよ。ホントにやってたら遠くの方で誰かが見てて、それがこの前ゲストに来た佐藤友哉くんで、「何やってるんですか?」て言われて。
若:すごい!やばい奴同士の。
海:彼によばれて。ちょうど島本さん(妻)と同棲し始めてた。「家空いてるから住んでいいですよ。」て言われて、彼の家に僕いたんですよ。彼の住んでない家にいて。でもずっといれないから、3〜4ヶ月でまた出ていって、なんか一畳5000円で友達の家借りてて。ここから出るなよみたいに。なんでずっとホームレスだったんですよ。家ないまま転々としてて。
若:その中の一番やばい時期でいうと?
海:一番落ちた時は、サラリーマンの時なんですよ。安定してた時なんです。3年サラリーマンなんすけど、例えば芸人さん売れてない時って焦るじゃないですか。そういう焦りの方がキツくないですか?サラリーマン3年の時に僕ずっとその状態で、鬱病になったんです。
若:は〜。いろいろあった中で、一番キツイのがサラリーマンの時代っていうのは、人それぞれですね。
 
若:白岩さんはどうですか?
白:前にこんな大きいエピソード話されると、あんまない…
若:それは人それぞれですから。一番落ちてた時期は人それぞれあるし。
海:僕が知る限り、すごい売れた人ってそのあとものすごいことになってる。
白:21の時にドラマ化とかがあって、結構なお金が入ってきたんですよ。ホントに結構なお金が入ってきて。ちょっとホントにおかしくなっちゃって感覚とかが。友達とかも、この前まで一緒にうまい棒買ってたやんって人とかが、お前何なんそれってキレられて離れていったりとか。人間関係変わりすぎちゃって、僕も鬱みたいになってしまって22、23から26ぐらいまでずーっと落ちてましたね。長かったです。
若:僕20代は思い出したくないんですよね。ウケないですし、同期とか後輩がどんどんネタやってウケてきたらどんどんコンプレックスになってきて。わけわかんなくなってきて、アメフトやってたんですけどアメフトの防具持ってきて、2人でただぶつかってるだけで。客席降りてバーっと走って劇場の外出て、路上に出て路上でタックルされてオチがあって終わりみたいな。それがアウトローぶってるんですよねその時は。路上でありがとうございましたって言うのがカッコイイと思っちゃってるし。
海:変わったキッカケは何なんですか?
若:それいうと、1人だけ褒めてくれた先輩がいたからっすね。その人が「方向はそれでいいんだよ。」って。その人が言ってたのが、「芸が雨、時代が車」て言うんですよ。雨はずっと降ってるんだけど、時代が車できて中の人は「雨が降ってきた、お笑い芸人が出てきた」って言うけど、ずっと降ってればいつか時代が走ってくるから、時代に合わせてなんかするんじゃなくてずっと降ってろ、みたいなことを言われたから。なんかその胸はりだしたり、ずっと降ってようと思ったんですよ。でそのタイミングがたまたま来たのがM1っていう大会で、それを言った先輩がいまだに売れてないっていう。笑  いまだに降り続けてるじゅんごさんっていう浅井企画の人で、すっごいおもしろいと思ってるんですけど。
 
「好きな人の前ではどうなりますか?」
白:やっぱり男性って、好きな人の前とそうじゃない人の前とでは全然態度違うじゃないですか、女の人も違いますけど。そこに本性が出るなといつも思うんですけど。あんま男の人がそれ見られないじゃないですか、自分が女じゃないんで。だからそういうの聞くのちょっと好きなんですよ。
若:白岩さん自身は好きな人の前ではどうなりますか?
白:僕は、湧き出てくる下心を徹底的に打ちのめすタイプです。自分の中で殺して、何にも感じてないような。
海:下心っていうのは付き合いたいとかなんですか?
白:付き合いたいもそうだし、やりたいとかもそうですけど。そういうのを何にもないようにっていうのは。
若:男ってオスを見せたいのか、僕ねアメフトの番組やってるんすけどね、朝方やってる情報番組にビッグな女優さんが来るってなったら、なんかねスタッフがねピリピリして普段みんなテキトーにやってる番組なのに「おいあれ用意したのか⁈」みたいなのを女優さんの前でだけカッコつけ始めるんですよ。自分ができるように見せたり。そういうのに本性出るかもしれないですね、自分がどう見られたいかとか。
白:まぁ中2中3レベルの話が出るんですよね。海猫沢さんどうですか?
海:あんまりならないですけど、僕今すごい考えてたら、10代の頃にすごい好きになった子がいたの思い出して、僕好きになると陰になるんですよ。いると思うんですよ、考えすぎちゃって暗くなるタイプと、ハッピーになるタイプと。たぶん若林さん暗くなりますよね?
若:わかりますわかります!
海:俺そっちなんですよ。すごい思い詰めるタイプで。もうそん時その子をどうやって殺そうってずっと思ってて。付き合えるみたいな微妙な感覚になって2人で歩いてたら、歩道橋から突き落とすぐらいの。なんでかって言うと、昔わからなくて今わかるんですけど、すごい自分の中のイメージの方がいいですよ。だから僕が白岩くん好きだったら、本当の白岩くん見てないんですよ、僕が作り上げた白岩くんを見てて、コッチの方がいいんですよ。で、実際に付き合い始めたら、ウンコしたりするでしょ?おーいすんなよーみたいな。こっち殺したらイメージの方がオリジナルになるから。
若:それジョンレノン殺したら人と同じ考え方じゃないですかそれ。
海:やばい、そうだ。アイドルがスキャンダルあったらワーってなったり、CD壊しちゃう方だ。
 
私のルール
「携帯の電話帳は名前ではなく、すべて絵文字で登録する」
白:僕高校から携帯持ちだしたんですけど。普通に電話帳って名前で登録するじゃないですか、それをいつからか絵文字で登録するようになって。絵文字っていっぱいある、それをその人のイメージに合うものを見繕って当てはめて。だから僕の電話帳全部絵文字ですよ。
若:えー!それ忘れないですか?
白:そう言われるんですけど、初期からそうなんで。新しく人が増えていくだけで全然忘れなくて。
海:例えば加藤千恵とかどんなん?
白:加藤千恵さんは、炎燃えてる。作家さんは全員あって、西加奈子さんはパンチしてるような。羽田くんはお金のマークとか。
若:だいたいディスってませんかそれ?笑
白:いや、正直に自分のイメージしやすいことやってるんで。若干ディスりが入っちゃうんです。本質で考えてしまうんで。
若:僕を絵文字で登録するとして、何になります?
白:アメリカの卒業式とかでかぶるやつありますよね?あんな感じです。勝手なイメージで、すごい聡明で頭の回転が速い、敵に回すと面倒くさそう、なんかそういうイメージだなーと。
 
「携帯電話はキッズ携帯を使用する」
海:僕ですね、キッズ携帯なんですよいまだに。スマホを元々もってたんですけど、スマホとの相性が良すぎて、もうスマホ持ってたら収録中手に持ってやってますからね。スマホ病なんですよ、もう依存症っていうか。起きたらまずスマホを見るんですよ。もうおかしくなっちゃって、もうダメでした。
若:キッズ携帯になるとその気持ちはおさまるんですか?
海:できないですからね。
若:パソコンとかはどうですか?やらないですか?
海:ネットが繋がってるパソコンはヤバイです。仕事場とかはWi-Fiとかひかないようにしてるんです全部。
白:作家さん多いですよね?
海:多いです。調べ物します?
若:わかんないこととか字とか。
白:それはケータイで調べて。パソコンで繋げちゃうと、確実に逃げるんです。
 
「海の砂浜でジャンプして写真を撮る女とは距離を置く」
白:ホントにまず意味がわからないし、そういうノリのを見るとあ〜って思うんですよ。そういう思考でやってる人って、幸せな瞬間を盛ってでも作りたいみたいな思考が透けて見えて。行く先々で、ご飯がちょっと出てきたらそれ撮りーの、すべてをちょっと盛って撮る、ちょっと盛って撮るっていうのをずっと繰り返されると思うと、本当に勘弁してほしいっていうのがあって。そういうのやってるって聞いたりとか、旅行行ってきた写真見せられてそういう写真一枚でもあったら、おっと〜っていう感じで。
若:ウチの相方が、ケータイのデコレーションっていうんですか、 ラメとかキラキラにする人を常に気をつけてるって言ってて。何にでもデコってくるから、スマホだけじゃなくて旅行にしろデートにしろ。あいつはケチなんで、金が無くなるのはイヤだから、ケータイが派手な人は…って言ってましたね。海猫沢さんは気をつけてる女性のタイプいます?
海:あんまりいないんですよね。若林さんのエッセイ読ませていただいて、結構わかるんですよ。人見知りって、結局経験値の問題だと思っていて、こんなに人に会ってると治っちゃうんですよ。俺も結構治っちゃって。僕も最初全然好きじゃなかったですよ、みんな死ねと思ってましたから。最近苦手な人がいないんですよね。誰がきてもけっこう受けとめますよ。
若:メロンさんは何歳ぐらいの時に、平気っぽいぞって思ったんですか? 
海:作家になった後かな〜。自分に自信がないから卑屈になるんですよ。
若:自信の問題かー。そう考えるといい加減なもんですね人見知りも。
白:なんか人と喋ってても閉じてる状態ってないですか?僕はけっこうそういうの多くて、飲み会とかでも、行ってわーっと喋って帰ってくると、あれ?なんか虚しいなっていうのが残って、人に出してないなってのがあるんですよ。そういうのないですか?
若:ありますね。そういうのいったらめちゃめちゃありますよ。打ち上げとかでも。決めてる時ありますからね、絶対心開かないまま帰ろうこの感じだと、とか。
 
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最近引越しがあって、今まで移動してきたわけですけど、自分にとって必要なものしか残らないんですけど、何故か残るんですよねその本が。それがやっぱ当時思春期で、地方都市ですごい閉塞してて、ワーどうしようもないってなってた時の気持ちを常に思い出すっていう。だからこれ読んで楽になるかわからないけど、読んでほしいですね。そういうのが無い10代の方とかもいると思うんで。無いまま抱えてどうしようもないって人が読むと、意外と共感したり救われたりするかもしれないですね。