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SUPERBALLING

とりあえず、好きなことともの。気になったことや疑問。独断と偏見に満ちた妄想。あたりで書いてます。

「みえないかたち」とは

昨日「風」についてふらっと書いてみた上で本棚を眺めてみたら、吉岡徳仁さん著書「みえないかたち」があったので久しぶりに読んでみました。

 

 
この本は、自分にとって興味深い本でした。
 
またちょっと面白い内容のところを拝借。吉岡徳仁さんの何かに関わりがあるであろう(あるかもしれない)内容が所々に挿入されているのですが、その内容から。
 
朝永振一郎「混沌のなかから  湯川秀樹博士とのつきあい」
ー 彼の仕事を通じて気がつくことは、モヤモヤしたものをモヤモヤしたままでとっつかまえて、あれこれ考えをめぐらす独特の型である。彼自身しばしば言っているが、彼は「こんとん」を愛している。「こんとん」の好きな人は少なくないが、彼の場合はこんとんが物理と共存している点で独特であるようだ。いや、こんとんの中からいつのまにか物理があらわれてくる。
考えていることがモヤモヤしてつかみどころのない例は、あまりできのよくない学生などによくあって、そんなときには、もっと明晰に考え、明晰に表現しなさいと文句をいうのだが、どうも彼の場合はちょっとちがう。彼の場合にはモヤモヤの中からナルホドと思わせる何ものかが、或いはナルホドと思えなくても、こいつは問題になるなと思わせる何ものかがあらわれてくる。
 
 
 
自分自身が「あまりできのよくない学生」的な所があると前々から思っていて。そこを直そうとする意識と、一方でどこかで大事なんじゃないか、忘れないでもいようと思う部分があって、これを読んだときになぜかハッとしていました。
 
自分にとっての「物理」にあたる部分がなんなのか、探していきたいと思います。