感動の種類について。
自分が感動する瞬間には、大きく分けて2種類あるようです。
①共感的な、自分の存在や感覚に近いと思い、感動するもの
②逆に自分から遠すぎて、いや〜アッパレと圧倒されるようなもの
今回は②。感動して、不覚にも泣きはらした動画がこちらです。
(ちなみに、自分は悲しくて泣くということがほぼなくて、感動側で泣いてしまうようです。なぜなんでしょう?)
ガチでアガル曲。
経緯から。
しっかりと聞いたことがなかったので、まずyoutubeで東京事変を流し聞きすることに。画面も見ずに音だけ聞いていると、ずっと前にどこかで聞いていたようでこの曲が流れた瞬間に「あ〜ウンウン!」と引っかかり、初めてまじまじと画面も一緒に見直しました。
(ここはワタクシのブログということで、今回は好きなポイントをあえて細かくグダグダと書かせていただきます。ご了承ください。)
前提として僕は雨が苦手です。雨が降ってくると気持ちが萎え気味になってしまいます。そんな「雨」をここまで綺麗に清々しく表現してくれているのがまず素晴らしい。「雨に唄えば」的な。リンゴさんはキレイなドレスを纏いながら、濡れることを屁とも思わず高いヒールで颯爽と街をねり歩く。木漏れ日がさすような中で、ドラムの上で水がはじけとぶ。濡れたピアノとギターがなんでこんなにポップに見えるんでしょう。
次にリンゴさん。「ポジティブでセクシーな女性性の剛腕さ」がカッコイイ。パワーが溢れ出してますね。まず歌詞にも女性的な気持ちのいい強引さがあってそれがリンゴさんにものすごくマッチしてる。当然ですね。あとサビの「盗めないよ」「騙せないよ」の、こぶしが入る感じたまりません。斜め上を見ながら叫びのように歌っている絵も感涙ものです。
最後に演奏含めメロディの曲調。階段的に、うねりながら気持ちがどこまでも上がっていくことしか許さないようなサビの曲調が大好きです。クセになりますたまんない。間奏も楽しんで見れるし、リズムに合わせてリンゴさんがウォークターンするとこ見ると、ぞわっときます。
ぜひこの曲を、雨降る暗い都会のど真ん中で、大スクリーンでかき鳴らしてほしい気がします。
僕に足りないもの。「うむをいわせぬ歓喜の剛腕」